新聞活用のヒント

 

こんにちは、ANDゼミナール(アンドゼミナール)です。ANDゼミナール(アンドゼミナール)は日本橋人形町にある塾です。

 

先週は続けてNIE(新聞を教育に)を取り上げました。その中でちょっと補足した方が良い点がありましたので、補足させてください。

 

①NIEが効果的なのはわかった でもウチは新聞購読していない

 

昔の日本の風景として、朝早く牛乳屋さん、新聞屋さんが家々を回って配達する、というのがありました。最近は早朝に宅配の牛乳屋さんを見ることはめっきり減りました。新聞屋さんは今も早朝に配達しているのをよく見かけます。それでも新聞の購読者数というのは過去10年で数百万戸単位で減っているそうです。「新聞の販売部数などの推移をグラフ化してみる(2018年前期まで)(最新)

 

理由はいろいろあるでしょう。ライフスタイルの変化、というのがかなり大きいかも。牛乳屋さんの宅配に頼らずとも、近くのコンビニで1リットルパックを買った方が安い、ですね。今も続けている宅配の牛乳屋さんだと、特別な商品(宅配専用)が含まれていることが多いようです。(このあたりは大手乳業メーカーのホームページに書かれています。)

 

「新聞なんか読まなくたって、テレビのニュースで充分だよ」という人、多いのでは?その反対に、「せっかく新聞をとったって、隅から隅まで読んでいる時間なんてないよ」とか「テレビ欄とスポーツ欄しか読まないから、お金がもったいない」とか。

 

ここは読者数減の原因を分析するところではありませんから、これ以上は深入りしないことに。

 

私の周囲でも新聞を定期購読していないという人はたくさんいます。でも、購読しなくても新聞記事を読むことはできますね。デジタル版というエディションです。

 

大手の新聞社はデジタル版を発行していて、ネットで読むことができます。
(位置づけが各社まちまちで、①定期購読料+αで読める ②デジタル版用の料金設定 ③定期購読料+登録で読める ④そもそも無料 などなど)

 

 

本来なら、配達や印刷・用紙代がかからないわけですから、デジタル版を格安で提供してくれればいいのですが、そうすると尚更定期購読者数減に拍車をかけることになるのでそこまで踏み込めないのでしょうね。

 

朝日、毎日、産経の大手三紙のみならず、日経、東京、神奈川などもデジタル版を提供していて、社説やコラムなどは無料・登録なしで読めるところがほとんど。社説などを利用して国語の勉強に、と思っている人はこれを利用すればよいでしょう。印刷してスクラップブックに、という使い方もできます。

 

ウチは定期購読してないよ、というご家庭でも心配はいりませんね。

 

②社説を要約すると国語力がつくらしい、でも難しくて無理

 

よくNIEの記事をみると「社説を要約」などという文言が目につきます。でも社説を要約できる人って、たぶん高校生?中学生あたりならできる?小学生にはどう?小学校低学年で新聞の社説をスラスラ読める人って、まずいないでしょう(いるかもしれないけど。)これについてこういう記事がありました。『「天声人語を要約すると成績が伸びる」という勘違い

 

ここで執筆者の小川先生はこうおっしゃっています。
受験に限らずですが、すべての勉強の基本は国語だと言われます。』おっしゃる通り。日本で勉強している以上、日本語・国語をベースにしないと教科書も参考書も読めないし、そもそも問題を解くことができません。しっかりとした国語力・読解力・語彙力があっての勉強でしょう。

 

文章を要約するには、文章の話題を理解し、また筆者が何を言いたいのか読み取る力が必要です。

『要約ができるということは、文章の内容、意味、筆者の意図を理解しているということで、内容が理解できていれば、国語の問題としてその文章が出題されても解くことができるということになります。』
これもおっしゃる通り。内容を理解していなければ要約などできません。要約できるということは内容を理解しているということですよね。

 

小川先生が問題提起されているのはこの先です。
まだ読解力や知識が十分でない子が、適切なサポートもなしに天声人語を要約しようとすれば、膨大な時間をかけたあげく自分でも何を書いているか分からない状態に陥る可能性がとても高いのです。
そもそも大人向けに欠かれた社説であるということもあり、難度が高い勉強法なのです。』(原文通り引用。(欠かれた→書かれた の変換ミスでしょうね。))

 

 

これまたおっしゃる通り。小学生に「社説を読んで要約せよ」と言ったら、ハードルが高すぎます。

 

小川先生のご指摘どおり、どうしても社説を読んで要約しようとするならば「小学生版」の新聞を読んだ方が良いと思います。

 

私もこの点を注意していて、「社説を要約せよ」ということは書きませんでした。

 

ではどうしたらよいのかというと、「読んで内容をまとめる、1行でも100文字でもよい、」ということなんですね。

何についての話題か」それだけでも内容をまとめる一歩になります。保護者の方(あるいはご年長のご兄弟)と新聞の内容についてあれこれ話をしてみると良いと思います。

 

子:「この記事は〇〇について書いてあるんだね、ぼくはこの意見に反対だけどね」
保護者:「どうして反対なの?」
こんなやりとりをするだけで新聞記事の理解を深めることができると思います。
子:「この記事に出てくる〇〇ってどういう意味?」
保護者:「辞書で調べてみたら?」「ネットでググってみようよ」「それはね・・・ということさ」

 

 

親子の対話にもつながりますし、お子さまがどういう感性をお持ちなのか、ということを知るきっかけにもなりますね。

新聞を活用するには、お子さまの年齢・興味・希望進路などいろいろな条件がかかわってくると思います。画一的な「〇〇せよ」という使い方ではなく、記事を読むことに慣れ、新聞を身近に感じるようになることが一番大切だと思います。中学生くらいになれば一人にまかせても良いかもしれませんが、小学生、特に低学年・中学年くらいまででしたら、保護者の方々と一緒に新聞記事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

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