スクラップブックのススメ

こんにちは、ANDゼミナール(アンドゼミナール)です。ANDゼミナール(アンドゼミナール)は日本橋人形町にある塾です。

 

今日のお題は「スクラップブックを作ろう」です。

スクラップ、どういうイメージをお持ちですか?

自動車や機械類の廃棄物、ガラクタ、そんなものでしょうか。古くて使えなくなった機械を「スクラップにする」などと言いますよね。

 

辞書でスクラップという言葉を調べてみると「細切り、細切れにする・・・」などとあります。古い自動車や機械類を粉々に壊してリサイクルに回したりすることです。

 

機械類だけでなく、新聞の記事を切り抜いて別のノートなどに貼ることもスクラップするといいます。この場合のノートはスクラップブックと言います。

以前は、コピー機もありませんでしたし、当然ネットでの検索もありませんでした。ですから情報を収集する一番手っ取り早い方法として新聞の切り抜きがあったんですね。

 

今でも高校野球などのスポーツの世界では、マネージャさんが相手チームの記事、自チームの記事、トレーニング方法などの記事を切り抜いてまとめています。ミーティングでこうした資料を閲覧したり、監督さん・コーチ・マネージャが次の試合の作戦を立てたりするときに使っています。

 

Wikipediaによると、池上彰さんも今でもスクラップブックは有効性を説いていらっしゃいます。

 

「紙の新聞でスクラップを作っているとときに目的の記事の横に思いもよらないような記事を発見でき、そうした関係のない記事同士が結びついて思いがけない発想が生まれる」とおっしゃっているそうです。

 

ネットなどデジタル時代の検索だと、目的の情報がスパッと見つかる反面、周囲の関連情報に目がいかなくなってしまいますね。それがアナログの極み、新聞を手作業で切り抜いていくと、周囲の様々な情報(関連・無関連問わず)に接することができます。

 

また池上さんは別の利点も取り上げています。

 

「特にジャンルを決めずに切り抜いていく場合には、たまったスクラップを眺めることでしばしば自分でも知らなかった自分自身の思考や興味・関心に気づくことがある」そうです。

 

この点については東京新聞2018年9月5日で高校二年の生徒さんが実際にスクラップブックを作っている話が載っています。この高校の生物の先生が「記事をスクラップしていると、ある時突然、リトマス試験紙のように自分の興味が浮かび上がってきます」と話してくれたそうです。

 

あまり意識せずとも、目に留まった記事を切り抜いて集めていくと、自然と自分の興味のある分野の記事が集まってくる。あるていど集まったところでスクラップブックを眺めると自分がどの分野に関心を持っているのか気づくきっかけを与えてくれる、ということですね。

 

もちろん、興味のある分野は変動していきます。学校でいろいろなことを学んでいけば、知識の幅も広がっていきますから、それまで全然関心のなかった分野に突然興味がわいて、記事の傾向も変わってくる、ということもあるでしょう。中学時代にはこういう分野に興味を持っていたんだ、とか、昔からこの分野に興味があるのは変わらないね、とか自分の再発見につながりますね。

では具体的にどのようにスクラップブックを作るのでしょうか。

 

初めからテーマを決めて、その分野の記事を集めるのもいいでしょう。(先の高校野球の例など。)また全くテーマを定めずに、自分の興味のある分野、目に留まったものを集めるのもいいでしょう。

 

①記事を選んで切り抜く。

記事を切り抜いたら、ノートに貼ります。文具店に行くとちょっと大きめの「スクラップブック」というのが売られています。これは新聞を貼り付けてもノートが膨らまないように、初めからページごとに余裕をもって製本してあります。別に普通のB5、A4のノートに張り付けていっても構いません。

 

②日付、出典を記入。

貼り付けたら、日付、出典(〇〇新聞朝刊など)を記入します。

 

③単語・用語を調べる。

読んでいてわからない単語・用語があったら、辞書やネットなどで調べてメモしておきます。

 

これからが重要です。

 

④内容を簡潔にまとめる。

記事の内容を簡潔にまとめて手書きします。1行程度でもいいですし、100字程度でも構いません。自分でルールを作っておくとよいでしょう。

 

⑤見出しを作る。

記事に自分で見出し(タイトル)を付けると表現力も身に付けられます。グダグダ書くのではなく、1行でピッと表現するわけです。

 

⑥感想や意見を書く。

次いで、自分の感想を書きます。感想というと難しく考えてしまいますが、難しく考える必要はありません。スタートは「かわいそうだと思った」のような形式で構いません。では「なぜかわいそうに思ったのか」を書き続けてみましょう。これだけで十分な感想です。

 

⑦将来の展望を書く。

余裕があったら「こういうことが続くと〇〇になるかもしれない」とか「自分だったら・・・」などと意見を加えるのも良いでしょう。

 

毎日続けなくちゃ、と義務感が先走ると形式的なものになってしまいます。できれば毎日、できなければ面白い記事があった時に、そのくらいゆるく続けるのも方法でしょう。要は継続することですから。

 

つまり、スクラップブックを作るという作業は
①新聞を読む(読解力)
②わからない単語・用語を調べる(語彙力)
③内容をまとめる
④感想をまとめる(表現力)
国語のこうした幅広い力を伸ばすことができるわけです。

 

これからの時代はプレゼン力が大切と言われています。いくらプレゼン力と言われても、自分の考えをまとめる力がなければプレゼンはできません。いろいろな場面で文を書かなくてはならないことが出てきます(進学・就職・レポートなど)。毎日スクラップブックを作ることはこういう力を自然と伸ばしてくれると思いますよ。

※家族みんなで読んでいる新聞の場合、朝早くに勝手に切り抜くと、後で読む人が困ってしまいます。切り抜く時にはひと声かけるか、翌日などほかの人に迷惑が掛からないように注意しましょうね。

 

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