NIEを活用してみよう!

 

こんにちは、ANDゼミナール(アンドゼミナール)です。ANDゼミナール(アンドゼミナール)は日本橋人形町にある塾です。

 

今日のお題は「NIEを活用してみましょう」。

 

みなさんは「NIE」という言葉をご存知でしょうか。”Newspaper In Education”の頭文字をとったものです。「エヌ・アイ・イー」と読みます。新聞を学校などの教育の分野で活用しましょう、というものです。日本だけでなく世界80か国以上で同じような取り組みが行われています。くわしくはこちら。)

 

新聞を教育の分野で活用しよう、というとすぐに「入試問題に天声人語のような新聞のコラムが出るからね。社説なんかも読んでおいた方が良いよ」という括りになってしまいますが、このNIEの取り組みはこれだけにとどまらず、もっと幅広いものです。

 

テレビやマスコミなどで池上彰さんが時事ネタやいろいろな知識をわかりやすく解説してくれています。(スタートはNHKのこどもニュースでしたよね。)新聞を読んでこうした知識を身に着け、池上さんみたいになれたらすばらしいと思いませんか?

 

新聞を学校で活用する方法については、それぞれの学校で先生方がいろいろ工夫されていると思います。ここではご家庭で簡単に始められる活用方法としていくつか紹介させてください。

 

たくさんある新聞記事の中でも今日は朝刊の1面下の方に掲載されているコラム(朝日新聞では「天声人語」というものです)を活用するものを取り上げます。

 

実はこのコラムだけでも活用方法はたくさんあるんですよ。(朝日新聞を例に挙げていますが、各社独自にコラムを作っています。読売新聞:編集手帳、毎日新聞:余録、東京新聞:筆洗など。どれでも活用方法は同じです。)

以下に4つほど活用例を挙げてみます。

 

①天声人語をすべてひらがなで書き換えて、それを教材として、適切なカナ漢字混じり文に直すというもの。

 

知っているようで実は書けない、とりあえず読めるけど書けない、そういう単語・熟語がたくさんあることに気づきます。すべての文をひらがなに書き換えるなんて大変だよ、と思うかもしれませんが、これはパソコンについているIMEというカナ漢字変換機能を使えば簡単です。(例:ATOKを活用→Justsystemのホームページをご覧ください。

 

少しだけ例を挙げてみます。

 

原文:大正期の関東大震災でも停電が起き、石油ランプが一時的に復活したようだ。そのころ新聞に載った「路傍のランプ商人」という絵を見ると、「電灯の来るまで」のノボリをたてて、道端でランプを並べている▼当時のジャーナリスト宮武外骨(みやたけがいこつ)によれば、ランプのほか、街頭ではロウソク灯も現れたという(『震災画報』)。文明生活のもろさが指摘された震災だったが、現代はその比ではないだろう。一昨日の地震により、北海道全域の電気が止まった(朝日新聞:天声人語:2018年9月8日朝刊)

 

ひらがな:たいしょうきのかんとうだいしんさいでもていでんがおき、せきゆらんぷがいちじてきにふっかつしたようだ。そのころしんぶんにのった「ろぼうのらんぷしょうにん」というえをみると、「でんとうのくるまで」ののぼりをたてて、みちばたでらんぷをならべている▼とうじのじゃーなりすとみやたけがいこつによれば、らんぷのほか、がいとうではろうそくとうもあらわれたという(『しんさいがほう』)。ぶんめいせいかつのもろさがしてきされたしんさいだったが、げんだいはそのひではないだろう。いっさくじつのじしんにより、ほっかいどうぜんいきのでんきがとまった

 

どうでしょうか。ひらがなの文を見ながら、すべて的確にカナ漢字混じり文で書くことができるでしょうか。(かなり難しい。)漢字の良い勉強になりますね。

 

また読んでいて意味の分からない単語や人名が出てきたら、ちょっと辞書やネットで検索してみるとまた何倍もの知識を身に着けることになりますね。

 

②天声人語を切り抜いてノートに貼ります。次にこのコラムの内容を簡潔にまとめてみます

最初は難しいでしょうから「何についての話題か」だけでも構いません。慣れてきたら少しずつ具体的に内容をまとめていきます。

 

実は私が高校の教員を務めていた時に、AO入試や推薦入試の課題で、「長文を読んで内容を簡潔にまとめろ、」というものがいろいろな大学で出されていました。生徒たちは日ごろから文章を読むことに慣れていない上に、簡潔にまとめるという作業の要領がつかめずに四苦八苦していました。

 

普段からこうした「文を読んでまとめる」という作業に慣れておくと、いざ自分の番になっても慌てる必要はありませんね。

 

③上の②でやったことに付け加えて「自分はどう思うか」をまとめるものです。

 

これはなかなか難しい。今年の夏休み、ANDゼミナールでは読書感想文の夏期特別講座を実施しました。本を読んで自分の意見や感想をまとめるわけですが、一人ではなかなかうまくまとめられないというお子さまがたくさんいらっしゃいました。

 

最近は学校や会社でも「プレゼン能力」が要求されています。自分はどう思うか、自分の考えを人前で発表する、こうした能力を養ううえで、感想文をはじめ「自分の意見をまとめる」という作業は非常に重要です。

④コラムをそのままノートに書き写す、これだけです

「天声人語書き写しノート」というのが販売されています。単に「読め」と言われると、読み飛ばして読んだ気になってしまうことが多いのですが、書き写す作業をすると、いい加減な読み方はできません。しっかりと自分の目で追いながら、自分の手を動かして書き写す必要があります。

 

①~③は、どちらかというとお子さま向けの活用だったかもしれませんが、④はおとな、それも高齢者にこそぜひやっていただきたい活用法です。

 

というのも、読んで、自分の手を動かして書き写すという作業が、認知症予防に非常に効果があるそうです。読むときに音読するとなお良いとか。認知症予防というと何か特別な作業とか特別な教材とかが必要になりそうですが、毎日届けられる新聞を活用するわけですから、非常にハードルが低いものだと思います。(他人に勧めているだけではなく、自分でもやらなきゃいけないなぁ。(-_-;))

 

天声人語以外の記事を活用する方法もあります。これまた朝日新聞を例にとりますが、他紙でも同様です。

 

2面に「いちからわかる!」という囲み記事が連載されています。これはその時々の時事問題(用語など)を簡潔に解説している記事です。毎日連載されていますので、これだけを読むだけでも一カ月後には相当な知識が蓄えられることになりますね。

 

テレビのコマーシャルでも取り上げられていますが「しつもんドラえもん」という記事もあります。これは「いちからわかる!」よりももっと低年齢の人を対象にした同様の時事問題解説です。

 

「社説はちょっと堅いからなぁ」と思う方も多いと思います。読み慣れてしまえば全然堅苦しくはないのですが、普段新聞に慣れていない人たちには少々とっつきにくいかも。初めはコラムから入って、少しずつ社説にも目が行くようになると良いですね。

 

新聞の活用方法はそれこそ無限にあります。今回は朝刊1面のコラムを例にとりましたが、何回かに分けて新聞の活用方法を書いてみたいと思います。

 

※このブログには決して特定の新聞を推奨する意図はありません。どの新聞でも同じようなコラムがありますので、お手元の新聞をご活用いただければ幸いです。

 

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